さな

日常や彼のこと、自分の内面や体調のことを書いています。

器用貧乏のまま生きる

私は、これといった得意なことがありません。

優秀とか、プロレベルとか、エリートとか、そんな領域はできないけど、

やってみるとなんだかんだ形にすることはできます。

 

最近で言うと、

セルフカットをしたり、

3DSのアナログスティックを取り替えたり、

クロッキーしたり、パスタのソースを作ったり、、、

 

専門性のある人からみると全然なんだろうけど、日常使いでは困らない感じのレベルです。

 

私は専門性のない自分に強い劣等感を持っています。

ずっと自信がありません。

 

なぜなら、私の領域なんて誰だって出来るから(そう思っているから)です。

 

私の領域なんてみんなちょっと頑張ればできると思います。

多分やれて当たり前ぐらいのレベルなんだと思います。。。

 

ずっと、ずっと、専門性のない自分を責めてました。

周りからは、色んな職種を勧められました。

けど、特別やりたいとか、したいとか、気持ち的には生まれず、どれも選べなかったです。

 

私の器用貧乏は周りが思う以上に淡々としてます。

こんな話鬱陶しいですが、その器用さは標準で、やれたことに達成感なんて出てこないんです。。

周りから褒められても、自分では当たり前であまりできた自覚を持てません。。。

 

むしろ、できてない部分ばっかり目がいって、やれた所で他にできる人はいるし、その人に頼むほうがよっぽど熱量があっていいものが生まれるよ。なんて思ってしまいます。。

 

達成感が出ない分、人より努力することも苦手です。

きっと私は能力に楽しさや興味を見出せないんだと思います。

 

だからそんな自分がずっと大嫌いでした。

 

努力もできなくて、何か一つを頑張ることすらできない。

途中ですぐ折れてしまう。続けられない。

 

かといって、できる領域はそこそこ。

何にもない。

やってみたらできないと思ってたけど、なんとなく形にできた。

でも、そこから展開することもなく、私の中ではそこで終わり。

 

まさに器用貧乏。

 

周りを見ると、たくさんすごい人がいます。

なんでみんなそんなに長けているのでしょうか。

やっぱり頑張っているからなんでしょうね。。。

 

その中に挟まれる私はずっとしんどくて、色がありません。

ずっと薄暗いです。

 

私も胸はって、自信のあるものが、特技が一つでもあったら、ちょっとは楽だったのでしょうか。

どこにも染まれない自分が嫌です。

 

世の中にある、得意なこと探しましょう。という自己啓発

その問いが一番しんどいです。

 

得意不得意の境界線が曖昧な人はどうしたらいいのでしょうか。

みんなそんなにわかりやすく持っているものなのでしょうか。

 

頑張って自分の専門性探したけど、結局見つからなかったです。

淡々と色んなことに手をつけて、器用貧乏に生きてるのが一番楽でした。

でもそれだと、世の中に通用しないのも痛いほど感じます。

いまだに私の居場所は見つかっておりません。

 

器用貧乏でよかったのは、彼と私の人生を豊かにしてくれるぐらいです。

私はまだ、世の中に馴染む方法をわかっていません。

 

けど、もう見つけるのやめようと思います。

 

結局私の人生どこにも馴染めず終わるのかもしれませんが、器用貧乏のまま生きてみようと思います。

専門性を捨てる人生は怖いです。

けど、どれもしんどくて、淡々と色んなことしてる自分が一番楽でした。

 

これがどこに役立つのか、世の中に必要とされているのかは私にはもうわかりません。

もう世の中に必要とされてない人生でもいいやってちょっとだけ思います。ちょっとだけ。。

 

けど、ただ生きていようと思います。器用貧乏のままに。

 

いずれ世の中と繋がるかもしれません、自分の中だけで終わるかもしれません。

もうわかりません。

 

ただ、自分として生きたいから生きていようと思います。

 

産まれてこなければよかった。って悲しい気持ちにもうなりたくないです。

器用貧乏のまま生きて、自分のこと肯定してたいです。

いいことあると信じて、道は開かれることを信じて。

 

ただ真っ直ぐに生きます。

 

さな